認知症について
認知症は誰でもかかる可能性のある身近な脳の病気です
認知症とはいろいろな脳の細胞が損傷を受けたり、働きが悪くなることで、認知機能が低下し、さまざまな生活のしづらさが現れる状態を指します。
認知症の人を理解し、支援していくためには認知症についてよく知ることが必要です。 認知症の発症から最期まで、本人がよりよい生活を続けていけるように、医療・介護・福祉のサービスを上手に活用し、本人のなじみの人や地域の人々などの協力も得て、地域ぐるみで連携していくことが大切です。
「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」はこちら(PDF:902KB)
認知症の検診
令和6年度 認知症あんしん検診
認知症あんしん検診は、令和6年7月31日時点で、次の各号のいずれかに該当する区民の方などを対象に無料で検診を実施します。
①65歳、67歳、69歳、71歳、73歳、75歳、77歳、79歳、81歳、83歳の方で、次のいずれかに該当する方。
ア 長寿健康診査、国保健診及び福祉健康診査におけるフレイル予防に関する項目において、認知機能の
低下の兆候が認められる方
イ 社会保険加入中の方で、東京都が定める認知症に係るチェックリストの基準に該当する受診希望者。
②50歳から64歳までの受診希望者で、東京都が定める認知症に係るチェックリストの基準に該当する方。
受診までの流れ
①-ア:該当の方には、区から受診券を発送いたします。
①-イ:受診を希望される方は、まずはお近くの地域包括支援センター(熟年相談室一覧)にご相談ください。
②:受診を希望される方は、まずは「西葛西熟年相談室なぎさ和楽苑」にご相談ください。
実施期間
令和6年11月1日から令和7年3月31日
検診の実施方法(ながれ)
(1)江戸川区から対象の区民の方へ受診券を郵送します。受診券には、受診券番号、検診の案内、検診実施医療
機関一覧等が掲載されています。
※受診券の紛失については、江戸川区介護保険課にて再発行の手続きをいたします。
(2)検診実施医療機関に電話で申し込みをします。
(3)検診実施医療機関にて認知症に関する検査を実施します。
※検査に係る費用負担はありません。
※検査結果により治療等が必要な場合は、保険診療(有料)となります。
(4)医師より結果についてご説明します
認知症の相談
認知症ホットライン
もの忘れがひどくなられた方、医療機関をお探しの方、認知症への対応・介護の仕方がわからないなどでお悩みのご家族の方、お気軽にご相談ください。
専門のスタッフ(精神保健福祉士等)が電話のほかメールまたは来所による相談もお受けしています。
専用電話:03-3652-2300(月曜から土曜 午前9時から午後6時まで)
ファックス番号:03-5607-5593
メールアドレス:ei-houkatu@rhythm.ocn.ne.jp
メールでのご相談の場合、返信にお時間がかかる場合があります。
閲覧環境によってはメールが送信できない場合がございますのでご了承ください。
所在地:中央熟年相談室 江戸川区医師会(江戸川区中央4-24-14)
認知症もの忘れ相談医
認知症やもの忘れなどの相談を受けられる地域の医療機関です。
もの忘れ相談医リスト(江戸川区医師会のページ)(外部リンク)
熟年相談室(地域包括支援センター)
主任ケアマネジャー・社会福祉士・保健師などの専門職が、熟年者の方やご家族の方からの介護や認知症などあらゆる相談を受け支援を行います。
認知症支援
認知症支援コーディネーター
認知症の人と家族が地域で安心して生活できるよう認知症の医療・介護・生活支援等の情報に精通した地域における認知症の専門家である認知症支援コーディネーターを熟年相談室江戸川区医師会一之江に配置しています。
個別ケース支援のバックアップを担い、認知症の疑いのある人の早期発見・診断・対応を進めることにより、地域の認知症対応力の向上を推進することを目的としています。
医療機関の受診が困難である認知症が疑われる人又は認知症の人を訪問し、必要な医療や介護サービスにつなげます。
電話:03-5667-7676 (月曜から土曜 午前9時から午後6時まで)
所在地:西瑞江熟年相談室 江戸川区医師会一之江(江戸川区西瑞江5-1-6)
「認知症支援コーディネーターにご相談ください」(PDF:645KB)
認知症初期集中支援チーム
認知症サポート医、認知症コーディネーター、認知症地域支援推進員などの医療や介護の専門職で構成するチームです。ご本人やご家族、地域の方、ケアマネジャーなどから相談を受けて、家庭訪問を行い、病院受診や介護保険サービスの利用などご本人ご家族を含めた支援を集中的に行います。
認知症地域支援推進員
江戸川区では各熟年相談室に認知症地域支援推進員を配置しています。
認知症地域支援推進員は、認知症になっても住み慣れた地域で生活を継続するために医療、介護及び生活支援を行うサービスが有機的に連携したネットワークを形成し、認知症の人への効果的な支援体制の構築を図っていきます。
「こんな時、認知症地域支援推進員にお気軽にご相談ください」(PDF:4.8MB)
「認知症行方不明者情報」の配信
「えどがわメールニュース」・「江戸川区LINE公式アカウント」において、行方が分からなくなってしまった認知症の方の、行方不明者情報を配信しています。多くの方に周知することで早期発見に役立てていただきたいと考えています。ぜひご活用ください。
えどがわメールニュースの登録方法はこちらから。
江戸川区LINE公式アカウントの登録方法はこちらから。
また、ご家族の行方が分からなくなってしまった場合は、配信登録者に情報提供を呼びかけることができますので、介護保険課相談係にご連絡ください。
詳しくはチラシ 「認知症行方不明者情報配信のお知らせ」(PDF:68MB) をご覧ください。
問合せ先:福祉部介護保険課相談係 電話:03-5662-0061
若年性認知症就労継続体制整備支援事業
目的
この事業は、若年性認知症と診断された65歳未満の江戸川区民(以下「本人」という。)を雇用する法人又は事業所に、本人の雇用を継続するための体制整備に係る費用の一部を助成することによって、本人及びその家族の生活の安定を図ることを目的としています。
対象者
以下の要件①から⑥、全てを満たす法人又は事業所が対象です。
①本人を、常用雇用労働者(※1)(※2)、短時間労働者(※3)又は特定短時間労働者(※4)として雇用していること。
②本人との雇用契約が、本人が精神保健及び精神障害者保健福祉に関する法律(昭和25年法律第123号)第45条第2項の規定に基づく精神障害者福祉手帳(以下「精神障害者保健福祉手帳」という。)を取得する以前から結ばれていること。
③本人が、交付申請を行う年度内に初めて精神障害者保健福祉手帳の交付を受けていること。
④本人が、法人又は事業所との雇用契約の継続を希望していること。
⑤本人が、この要綱による助成金の給付申請及び江戸川区への個人情報の提供に同意していること。
⑥前年度の法人住民税及び法人事業税を滞納していないこと。
◆(※1)から(※4)及び申請期間等の詳細についてはチラシをご参照ください。
認知症ケアパス
「認知症ケアパス」とは、発症予防から人生の最終段階まで、生活機能障害の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どのような医療・介護サービスを受ければよいのか、これらの流れをあらかじめ標準的に示したものです。 認知症ケアパスをはじめ、認知症についての相談窓口、支援、サービス、交流の場等わかりやすく1冊にまとめた「知って安心認知症 認知症ケアパス」パンフレットを活用ください。
熟年相談室、健康サポートセンター、介護保険課窓口等で配布しています。
無断転載禁止
知って安心認知症 認知症ケアパス(PDF:4.57MB)
(PDF一括ダウンロード)
(項目別ダウンロード)
- 1 認知症は誰でもかかる可能性のある身近な病気です(PDF:357KB)
- 2 認知症とは?(PDF:583KB)
- 3 認知症の予防につながる習慣(PDF:583KB)
- 4 認知症に早く気付くことが大事!(PDF:902KB)
- 5 「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」をやってみましょう!(PDF:902KB)
- 6 認知症になるとどのように感じるの?(PDF:938KB)
- 7 認知症の人を支えるために(PDF:938KB)
- 8 症状別ポイント(PDF:420KB)
- 9 認知症ケアパスから進行に合わせた支援やサービスから(PDF:414KB)
10 専門用語や相談窓口を知りたい
- A 相談・家族支援(PDF:555KB)
- B 住まい・生活(PDF:435KB)
- C 交流の場(江戸川オレンジカフェ)(PDF:690KB)
- D 生活の支援(PDF:513KB)
- E 医療(PDF:847KB)
- F 予防・リハビリ(PDF:847KB)
問合せ先:福祉部介護保険課事業者調整係 電話:03-5662-0032
認知症の予防につながる習慣
生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、心臓病など)を予防することは、認知症の予防にもつながります。
食生活に気をつけましょう
適度な運動をしましょう
生活を楽しみましょう
人と積極的に交流しましょう
認知症の人やその家族の交流の場
介護者交流会
熟年相談室では認知症サポート医、またはもの忘れ相談医を交えて介護者交流会を開催しています。
介護者交流会開催予定(令和6年度)
申し込み等の詳細は担当熟年相談室へお問い合わせください
開催予定日
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担当熟年相談室
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連絡先
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4月24日(水曜日) | 南葛西 熟年相談室 みどりの郷福楽園 |
03(5659)5353 |
5月15日(水曜日) | 本一色 熟年相談室 アゼリー江戸川 |
03(5607)7600 |
5月22日(水曜日) | 南小岩 熟年相談室 小岩ホーム |
03(5694)0111 |
6月12日(水曜日) | 西瑞江 熟年相談室 江戸川区医師会一之江 |
03(5667)7676 |
7月10日(水曜日) | 江戸川 熟年相談室 江東園 |
03(3677)4631 |
8月21日(水曜日) | 一之江 熟年相談室 清心苑 |
03(5879)5613 |
9月11日(水曜日) | 東葛西 熟年相談室 なぎさ和楽苑 |
03(3877)8690 |
9月18日(水曜日) | 東小岩 熟年相談室 泰山 |
03(5889)1165 |
10月9日(水曜日) | 松江 熟年相談室 清心苑 |
03(5879)2185 |
10月23日(水曜日) | 瑞江 熟年相談室 瑞江ホーム |
03(3679)4102 |
11月13日(水曜日) | 北葛西 熟年相談室 暖心苑 |
03(3877)0181 |
11月27日(水曜日) | 平井小松川 熟年相談室 第二ウエル江戸川 |
03(5858)2352 |
12月11日(水曜日) | 西篠崎 熟年相談室 きく |
03(5666)8477 |
1月22日(水曜日) | 船堀 熟年相談室 | 03(5878)1521 |
2月12日(水曜日) | 中央 熟年相談室 江戸川区医師会 |
03(5607)5591 |
2月26日(水曜日) | 北小岩 熟年相談室 江戸川光照苑 |
03(5612)7193 |
3月12日(水曜日) | 西葛西 熟年相談室 なぎさ和楽苑 |
03(3675)1236 |
3月26日(水曜日) | 篠崎 熟年相談室 きく |
03(5664)3080 |
江戸川オレンジカフェ(認知症カフェ)
「江戸川オレンジカフェ」とは、認知症の人やその家族、地域住民なども集い、交流を図りながら認知症関連の情報を共有し理解を深める場です。 江戸川区では、熟年相談室の認知症地域支援推進員等がカフェの運営や開催の支援をしています。どなたでも気軽にご参加いただけます。
開催の詳細や参加を希望される方は、各熟年相談室へお気軽にお問合わせ下さい。
認知症について知りたい・応援したい
認知症サポーター
ご近所の人や商店街、郵便局、銀行、交番など地域で働く人たちが、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族が困った時に手助けをしてくれると、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができます。
「認知症サポーター」は、認知症についての正しい知識をもち、認知症の人や家族を温かく見守る応援者のことです。認知症サポーター養成講座(約1時間半の講義)を受講すれば、どなたでもなることができます。また、講師を派遣して出張講座も行っています。
認知症サポーター出張講座のご案内 『認知症サポーター養成講座を開催しませんか』(PDF:238KB)
認知症サポーター養成講座を修了し、認知症サポーターとなった方に缶バッジを配布しています。
認知症サポーター養成講座 実施予定
イベントカレンダーはこちら(外部リンク、江戸川区ホームページ)
開催のお知らせは「広報えどがわ」各月1日号にて主にお知らせしております(外部リンク、江戸川区ホームページ)
費用無料。当日は筆記用具をお持ちください。
開催日時が変更になる場合がございます。詳細につきましてはお手数ですが申込み先へお問合せください。
認知症サポーターステップアップ講座 実施予定(令和6年度)
認知症についてもっと詳しく知りたい、サポーターとしてどんな活動があるか等認知症サポーター養成講座を修了された方を対象に開催しています。約2時間程度の講座になります。
今年度内の実施に向け準備中です。開催日等が決まりましたら広報えどがわでお知らせいたします。
問合せ先:福祉部介護保険課事業者調整係 電話:03-5662-0032
えどがわオレンジ協力隊
認知症の人に、やさしく接することができる事業所・団体で、共通行動宣言に賛同し、さらに独自の行動宣言もしている地域に愛され、必要とされる団体・事業所です。
「えどがわオレンジ協力隊」認定団体一覧
「えどがわオレンジ協力隊」になりませんか
認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で、安心して暮らせるまちの実現に向けて、ご協力いただける団体・事業者さんを募集しています。
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