住み慣れた地域でずっと自分らしく暮らすためには、介護予防を実践することが不可欠です。 介護予防には「社会参加(役割を持つ)」「運動」「食事」「口腔」が大切です。自分にあった方法で、取り組んでみましょう。

介護予防実践のポイント

社会参加

役割を持ちましょう、自分の力を発揮しましょう。

仕事・ボランティア・趣味・自治会町会のお手伝い・認知症サポーター・介護サポーター・リズム運動・カルチャー等々。気持ちに張りができて、閉じこもり・認知症予防にもなります。

運動

できれば週に一回はみんなで運動

運動は、足腰の筋肉を保つだけではなく、骨粗しょう症の予防・ストレスの解消や認知症の予防(有酸素運動が効果的)にも役立ちます。一人でコツコツ、みんなで楽しく。

食事

タンパク質をしっかり摂取・週一回は誰かとおしゃべりしながら楽しく食事

低栄養を予防するためにできれば動物性たんぱく質(牛肉・豚肉)がお勧めです。緑黄色野菜・カルシウムも忘れずに。料理をする事も認知症予防の一つです。

口腔

お口の筋肉を鍛える。お口の中をきれいに保つ唾液を出す。

会話や食事をするのに、顔・口・首の筋肉が活躍しています。この筋肉が衰えると、噛む力・飲み込む力が低下します。食事量にも影響し、低栄養にもつながります。噛むことは認知症予防にもなります。

何をしたらいいの?どこでやっているの?

熟年相談室の活用

地域のいろいろな資源を知っています。介護予防を始めたい時もご相談ください。住民主体のグループ・介護予防教室・オレンジカフェ・介護者交流会などもご案内します。

外に出るのがおっくう、いつも長続きしない

自宅近くの場所に、近所同士で誘い合って

地域のつながりが深まります。災害の時などにもその力は発揮されます。お互いの見守りで安心感が持て、閉じこもりの予防にもつながります。