介護予防とは、介護が必要な状態になることをできる限り予防するとともに、介護が必要になってもできるだけ状態が悪化しないようにすることをいいます。
介護予防のメリット
寝たきりになることを予防し、いつまでも自分らしい生活を楽しむことが可能になります。
介護保険料の料金上昇を抑制することが可能となり、経済的負担の軽減が期待できます。
このままでは介護が必要になってしまうかも!?心と体に起きる前兆とは?
- 力が弱くなった
- 活発さがなくなった(ばてやすい)
- 歩く速さが遅くなった
- 疲労感がある
- 体重が減った
この5つの前兆は、それぞれに影響しあい、放っておくと介護の必要な状態になるリスクを高めます。
加齢・運動不足による筋力低下(力が弱くなった)
体のバランスが悪くなり、転倒する危険が高くなります。
転倒すると、骨折やけがをすることもあります。そうなると、行動が制限され、更に筋力が低下します。
お口周辺の筋肉も低下します。
噛む力が低下すると食事の摂取量に影響します。(お肉が噛めなくなり動物性のたんぱく質摂取も不足)
飲み込も力が低下すると、窒息や誤嚥性肺炎を起こす危険が高まり、安静治療が必要だと筋力が低下する危険も高まります。
筋力が低下すると、代謝が悪くなります。
消費エネルギーも少なくて済むため、おなかがすかず食事量が減ります。
食事や運動、社会参加が大切です!